第一線でやっている自分の背中を子供たちに見せたい(落合)
3人制と5人制をもっと自由にチョイスできる時代が来れば(吉武)
オリンピックをきっかけに3x3の認知が高まってきている今、日本に競技を根付かせるために秘めている想いはどのようなものなのか。
「今はWORMAiD(ワームエイド)という子供たちの育成プロジェクトを立ち上げて、週一でスクールを持っているんです。引退した選手がスクールをやるのは多いと思うのですが、現役の第一線でやっている自分が子供たちに伝えられることも多いかなと。オリンピックに向けて頑張っている姿を見て、子供たちから感動した!刺激をもらえた!とか言ってもらえるので。そういった背中を見てもらいながら一緒に夢を追いかけようというプロジェクトです。自分は3x3に出会って人生が大きく変わったので、3x3で培ったものを子供たちに還元したいと思っているんです。忍もそう考えていると思うんですけど、僕だけではなくてみんなで協力して業界を盛り上げていきたいですね」(落合)
「オリンピックでだいぶ認知度が上がってきているので、普段やらないような場所で大会を開催してもっと多くの人に3x3を知ってもらいたいのと、競技人口が増えてほしいなって思います。高校や大学には5人制の部活しかなかったりするので、若いうちから3人制も選べるような環境があればだいぶ違うと思うんです。自分にはこっちが合ってそうだから3人制に行ってみようみたいな。もっと自由でいいと思うんです。選手としてはもちろんですが、今後はそのような活動もしていきたいと思っています」(吉武)
世代は違えども3x3に対する熱き想いは同じ2人。日本中が3x3に熱狂する日が来るのはそう遠くない未来なのかもしれない。