MY STYLE - 小松 昌弘 -
東京五輪から正式種目として認定されたバスケットボール 3x3(スリー・エックス・スリー)。5人制の半分のコートで行われる3人制のバスケットボールだ。ストリート発祥のスポーツらしく、軽快な音楽とスピード感のあるゲーム展開がこの競技の最大の魅力で、ファッションとの親和性も高い。
テンデンスと渋谷区を拠点とする3x3のチーム「TOKYO DIME」とのコラボモデル発売を記念したWEB連載“MY STYLE”がスタートした。
第二回目のゲストは、豊富なキャリアと確かな技術でチームを勝利に導くTOKYO DIMEの頭脳である小松昌弘選手。
“他人をどう活かすか”を常に考えることがMY STYLE
国内3x3の創成期よりこのスポーツの発展を支えてきた小松昌弘さん。いまではベテランとしてチームを牽引する一方で、普段は金融機関で働く会社員としての顔を持つサラリーマンボーラー。3x3といえば音楽やダンスに密接した競技。選手たちに対しても派手な人が多いというイメージを持っていたが、言葉を選びながら落ち着いて話す小松さんと対峙すると、自然と背筋が伸びていたのだ。
そんな小松さんのプレースタイルは“人を活かしてチームを勝利に”だという。3x3は5人制バスケに比べて時間も短く(その分相当ハード!!)、21点先取という短期決戦なので点を取ってナンボ、目立ってナンボっていう方ばかりだと思っていたのだが。
「スタイルですか?毎回いろんな方に質問されるんですけど、自分が前に前にという感じではないですよね。どちらかというと自らを犠牲にして人を活かしつつ自分が活きるみたいな。目立つというよりも陰で努力するタイプですね(笑)。そんなプレースタイルです。」
この連載のきっかけとなったテンデンスコラボ第2弾も少し前に入手しているとのことだ。
「仕事中に時計を着けることはあまりないんですが、テンデンスの時計は毎回練習バッグに入れてますね。特に今回コラボさせてもらったグリーン×ブラックのカラーリングが気に入っていて。今はなかなか難しいかもしれませんが、パーティなどのイベント、例えばTOKYO DIMEだとスポンサーさんのイベントがある時には必ずテンデンスを着けますね。テンデンスって、ちょっと大きくて、柄がカッコよくて、カラーも服に合わせやすいのでプライベートでは必ず着けてますよ!」
スニーカーは黒、白、以上!っていうくらいベーシックな色が好きですね
コラボレーションアイテムの他に小松さんがお気に入りのテンデンスは
『フラッシュ ストリート』。奇しくも前回ご登場いただいたK-TAさんも選んでいたモデルだ。ライトブルーのケースに差し色として入ったオレンジがとても爽やかな1本。合わせるスニーカーもポップなカラーリングが好みかと思いきや、、
「持っているスニーカーはナイキが多いですね。色はほぼ黒のみで、他に白があれば充分です。スニーカーは好きなんですけど、コレクターという感じではないですね。1足買うと1足捨てなさいと妻に言われるので(笑)」
本日ご持参いただいたスニーカーはナイキの『エア マックス ZM950』。あの一世を風靡したエア マックス 95の25周年を記念したモデルだ。ビジブルAirクッショニングを搭載しているので歩行時の快適性は言わずもがな。バスケットシューズにも代用されているシステムなので、小松さんが選ぶのも納得できる。けっして計算はしていないだろうが、シャツ、パンツ、スニーカー、時計のベルトをブラック&ホワイトのトーンで合わせているので、時計の存在感がひときわ際立っている。時計作りの技術はもちろんのこと、こんなハズし技が難なくできるところもテンデンスの魅力だ。
「あと、黒白以外だと、たまたま抽選で当たったトラヴィス・スコットとナイキがコラボしたエアジョーダン4の茶色は持ってますね」それ、スニーカーマニア垂涎のお宝です。
世界大会でベスト4以上! 今は皆でそこを目指していますね
社会人として生活のベースがありつつ、ハードな3x3にここまでストイックに向き合って取り組んでいくことは容易ではないはずだ。
「TOKYO DIMEでの目標は世界大会でベスト4以上に残るということですね。ここ数年はあと一歩っていう試合で負けてしまう時が多くて。この一歩がなかなか難しいハードルですが、皆でそこを目指したいという想いがあります。日本はまだまだ3x3の後進国だと思うんですが、海外を見てきて感じたのは3x3を盛り上げようと必死で頑張っている人たちの想い。そうなれるための手段だったり、やり方の見本はたくさんあるので自分がそれを伝えていく役になれればとも思っていますね」
今回のテンデンスとのコラボレーションは色々な人にその熱量が伝わっているかと思うが。
「そうですね。前回のコラボアイテムの時も反響がすごかったんです。えっ、即完だったんですか!? すごい! SNSを通じてテンデンスというブランドを知ってもらえたり、逆に3x3という競技を知ってもらえたり。テンデンスを1名様にプレゼントという抽選企画をやった時もすごい応募だったんです。当たるかもしれないっていう理由かもしれませんが、それをきっかけにお互いを知ってもらえるというのは凄く素敵なことですよね」
ONE-HALF=取材・文
-BACK NUMBER-
鈴木 慶太
《限定100本》TOKYO DIME コラボレーション第2弾発売中!
2018年に限定発売され、発売開始15分で完売となったTendence × TOKYO DIMEコラボレーション第1弾に続き、第2弾はカジュアルやスポーティなファッションだけでなく、スーツやドレススタイル時にも着⽤して頂きやすいよう、落ち着いたブラックカラーをベースにデザインされたモデルです。
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